2014年2月2日日曜日

CAUGHT IN A MOSH

こんばんは危口です。
何を為すでもなく、ただただ時間と虚名だけを積み上げながら生きております。
舞台に関わり始めたのは大学入学後間違えて演劇サークルに入ってしまったからですが、では何と間違えたかというと、音楽サークルと間違えて劇研の部室をノックしてしまったのです。だって壁に「METALLICA」ってデカデカと描いてあるんだもん。そりゃ間違えるっての。

というわけでそれまでの私はヘヴィメタル、とりわけスラッシュメタル(THRASH METAL)、スピードメタル、ハードコアメタルと言われる音楽ジャンルを偏愛し、大学入学後はいっちょバンドでもやってやろうと考えていたものです。ちなみに建築学科を選んだのも、二次試験が描画+造形だけで、苦手な数学や英語の試験を受けなくて済むからでした。

かのフロイト博士が言っております。抑圧されたものは回帰すると。その通り演劇や建築に抑圧された私のメタル愛が回帰したのはよりにもよって大学卒業後、根無し草のフリーターとなってからでありました。

同じく流浪の身となった同窓生たちとバンドを組んだのが卒業間際の1999年2月頃、その後は下手なりに修練を積み、一時期は高円寺20000ボルトや横浜FADなど、その筋では有名なライブハウスで演奏し、界隈で知り合った同好の士の失笑を浴びつつもフジロック出演を狙っていたものですが、メンバーの転職転勤や私自身の演劇活動の(謎の)拡大化などが絡み合い、いつしかバンド活動は下火になってしまいました(でもまだ解散はしてません、いつかまた皆さんの前で演奏出来る機会を狙っております)。

そんな境遇にあって、なぜかライブハウスではなく舞台界隈で知遇を得たコアオブベルズの勇姿はひどく眩しく見えたものです。ハードコア音楽を演奏しつつ、舞台や美術界隈でも注目を集めるその佇まいには今でも嫉妬を禁じえません。憎い、コアオブベルズが憎い。

そんな彼らから謎のオファーを頂いたのが昨年の暮、一緒にやりませんかとの言葉に私は一も二もなく即応したのでした。やります、やりますとも。

郵便配達夫は二度ベルを鳴らすといいますが、私のハードコア愛、モッシュ愛はあまたの抑圧をかいくぐり何度でも何度でも回帰するようです。それを私自身もひじょうに嬉しく思います。ぜひ一緒にMOSHしましょう。汗と血と翌朝の鈍痛、それが私の生きる道です。





おしらせ その①

core of bellsのコンテンポラリーモッシュ講座!               〜moshing frontier 2000〜


2014年2月15日(土)13:00〜/16:00〜/19:00〜
2月16日(日)13:00〜/16:00〜/19:00〜
(※各回約2時間)
(※開場は各回とも講座開始15分前から)
講師:core of bells、危口統之
会場:SNAC access
料金:1,000円(参加/見学を選べます)
CONTACTのページより、件名を「モッシュ講座」とし、本文に「お名前・希望日時・枚数・電話番号」を記入の上、送信ボタンを押して下さい。こちらからの返信を持って、ご予約完了となります。
なお、定員になり次第、受付を締め切らせて頂きます。ご了承ください。
実演もありますので、動きやすい服装でお越し下さい。



おしらせ その②

『怪物さんと退屈くんの12ヵ月』第二回公演「moshing maniac 2000」


2014年2月19日(水)
open 19:00 / start 20:00(BGM 21:00~)/ close 22:00
会場:六本木 SuperDeluxe
料金:予約2,500円 / 当日2,800円 (1D付)
出演・制作:core of bells、危口統之
予約はこちらより。
http://www.sdlx.jp/2014/2/19