2014年7月15日火曜日

悪魔のしるしの報告会





悪魔のしるしの報告会

搬入プロジェクト(ブダペスト)などの活動報告を踏まえつつ
滞在制作一般について広く議論する集まり


【開催趣旨】
一昨年のスイスツアー後から始めた報告会も早いもんで5回目となりました。
今回はブダペストでの搬入(5月31日上演)と、それに先立つ5月上旬に行ったバンコクでの滞在制作の様子を報告します。またこれに加え、海外レジデンス経験豊富な美術家荒木悠氏、建築家として山村の活動に協力している伊藤暁氏、YCAMで制作した「スポーツタイムマシン」が話題となった安藤僚子氏をお迎えし、彼らの経験も踏まえつつ、より活発な議論を行いたいと目論んでおります。


【日時】 
2014年 7月18日(金)19:00〜

【会場】
武蔵小山 STUDIO4
東急目黒線武蔵小山駅から徒歩5分
東京都品川区小山4-7-15 石神ビル2F




【参加費】
¥500(1ドリンク付き / 予約不要)


【內容】
前半 基調報告
1)搬入プロジェクト#16ブダペスト公演について(危口・石川)
2)バンコクでの滞在制作について(危口)
3)アイスランドでの滞在制作について(荒木)
4)神山町での取り組みについて(伊藤)
5)YCAMでの滞在制作について(安藤)

後半 議論
議題(案)
1)活動と成果の非対称性について
2)地域との関係について


【登壇者】
危口統之(悪魔のしるし)
1975年岡山県倉敷市生。1999年横浜国立大学工学部建設学科卒業。
大学入学後演劇サークルに所属し舞台芸術に初めて触れるも卒業後ほどなくして活動停止、 建設作業員として働き始める。周囲の助けもあって2005年あたりから断続的に活動再開。 2008年、演劇などを企画上演する集まり「悪魔のしるし」を組織し現在に至る。
http://www.akumanoshirushi.com/about_kiguchi.htm

石川卓磨(悪魔のしるし)
一級建築士。建築事務所NEWEST共同主宰。危口とともに、舞台や装置から観客席までを意識した「体験の設計」を担当。
http://www.akumanoshirushi.com/about_takuma.htm


荒木悠 
1985年生まれの現代美術家/通訳。主に映像を扱った作品が多く、それらは「観察」から派生している。2007年米国ワシントン大学芸術学部彫刻専攻卒業。2010年、東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。2011年にはトーキョーワンダーサイト国内クリエーター制作交流プログラムに選出され、TWS青山にて一年間の滞在制作を経験。
http://www.yuaraki.com/




伊藤暁
一級建築士。1976年 東京都生まれ。2002年 横浜国立大学大学院修了。2002年~2006年 aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所。2007年 伊藤暁建築設計事務所設立。2010年~ 首都大学東京非常勤講師。2011年〜 東洋大学非常勤講師。近年は徳島県神山町の活動に積極的に関与。2014年「えんがわオフィス」がJCDデザイン賞銀賞受賞。
http://www.satoruito.com/

えんがわオフィス


安藤僚子
1976年東京都出身、山形育ち。1999年多摩美術大学美術学部建築科卒業後、インテリアデザイン事務所勤務に勤務。主に飲食店舗のデザインや業態開発などのブランディングに従事する。2013年、YCAM10周年記念祭にて犬飼博士氏とともに制作した「スポーツタイムマシン」で文化庁メディア芸術祭優秀賞(エンターテイメント部門)を受賞。
http://designmusica.com/

スポーツタイムマシン